フリーライターのグリフィンは少年時代に殺人鬼に両親を惨殺されていた。
殺人鬼は駆けつけた警察官に逮捕され、すんでのところで助かったグリフィン。
ところが長年の刑務所生活を経てガス室送りになったはずの殺人鬼が、砂でできた身体と、想像を絶する力を持ったサンドマンとしてよみがえり、再度グリフィンを殺害しようと執拗に追い回し始めた。
外国の童話に出てくる砂男を題材に、本当に怪物になってしまう殺人鬼を描くホラー。
全体的にあまり目新しくない映画。
不死と引き換えに魂を悪魔に提供して、死刑になった殺人鬼が蘇るって話なんだけど、なんだかどこかで聞いたような内容です。
全体的に微妙だった。
主人公が物分り良すぎて変な人になってるし。
あと、登場人物が総じて頭悪い。
サンドマンの弱点が水って分かってるんだし、しかも夜しか襲ってこないんだから、それまでにプールとか水のあるところに移動して迎え撃てばいいのに、毎回なんかワケわかんないとこで迎え撃つから、すぐピンチになる。
しかも時間があるんだからせめて脱出経路とか確保しとけば良いのに、これまた毎回行き止まりにあってピンチになる。
こんな感じを繰り返してます。
だが、信じられないほど低予算な感じに見えますが、近年の低予算ゾンビorサメ映画ほどではありません。
だからストーリーとか設定がもう少し良ければなぁ。
とはいえ、めちゃくちゃつまんないとかではありません。
ストーリーは予測できないし、演技もそれなりに良く、音楽もそこそこ雰囲気があります。
サンドマンもターミネーターみたいで面白かったです。
子守唄も本当に不気味でしたし。
でも登場人物がバカすぎてハマれなかった。