えーと、あのですね。この手の作品はコメディの面白さが重要だと思うの。だけど本作はコメディ的な立ち位置にある西部劇だけど全く笑えないくらい面白くない。
ペテン師の二人組銀行強盗未遂みたいなことかまして荒野を逃走し国境へ向かう中での相棒モノ珍道中兼ロードムービーで出会う人々に迷惑かけては、次第に迷惑かけられた人が追う側の方についていくんだけど、そこまではいい。最後はなんかいい話のような感じで終わるけれどもはっきり言ってありがち、平坦な終わり方である。
なんというか、いまいちパットしないというか。
映像は普通レベルなので見れないことはない。
雰囲気に関しては迷惑をかけると言っても、あまり面白くないがが本作はコメディ寄りなのでそこまで緊張感のあるものではなく、全体的に明るめ。ところどころ歌唱とかもあって肩の力抜いて脳すっからかんで見れる。
元気が出るというほどではないが、落ち込んだときに見ればある程度は回復できるかもしれない。