まあ、確かにすごく内容があるわけではないが、イーディは麻薬に溺れて死んじゃった。という感じの情報しか知らずに見たが、本当にそのままの映画を撮ってたのに驚き。
イーディのお洒落さとアートなトーンで見過ごしそうだが、ポルノ映画、実際には本当にイーディは死んだのだから正直後味が悪い。
ウォーホルのアートなんて空っぽで、アートでも何でもない。紛い物。と言われるのがわかった気がする。
「何もない、ただの虚像、虚無、空」これこそがNYが表現したものだったと思う。
彼女が生きてればニヒリズムで「あの時はそんな風に粋がってたね」で終わりそうだが、亡くなってしまった今、どうあがいても悪趣味な映画に見えてしまう。
イーディに薬やニヒリズムは似合わなかった。彼女は元気いっぱいに遊んで欲しかったな。