2023-123
豪華ホテルで働くリサは、マイアミの自宅へ帰る途中に空港でジャックと出会う。機内でも隣同士だったが、ジャックが要人暗殺グループの一員で顧客の暗殺を計画していることを知る。
リサは搭乗待ちの間にジャックと出会い仲良くなるが、機内でジャックが暗殺グループの一員で、言う通りにしないとリサの父を殺すと脅される。
よくある話。予想外のことは起こらない。思った通りの結末。
色々ツッコミどころはあるけど、悪役でも魅力が溢れるキリアン・マーフィーに助けられてる作品。
ネタバレ含む↓
ジャックが弱すぎるのが気になりすぎた。暗殺グループの男が素人の女にボロ負けするかな?トイレくらいまでは良かったのにその後の形勢逆転がヒドイ。見た限りでは頭は悪くないのに何故あんなにマヌケなんだ……。
リサが大胆にもジャックから逃げたところが軽率に思えてならない。あんなことして逃げたら父が殺されるリスクがある。ジャックはこの時に電話で殺害指示を出していれば勝てた気がする。
ジャックは銃持てよって(笑)機内で持てないのは分かるけど、空港出たらどっかでゲットして来いよって(笑)丸腰で行って勝てる力がないなら必須じゃないかな〜と思うんだ。
キリアン・マーフィーがカッコいいことだけが救い。
空港で逃げる時のレイチェル・マクアダムスのコケ方が妙に上手かった(笑)
やたらと転ぶ映画。
分かりきったオチなのでつまらない。変に強いリサには違和感がある。
空港を出た辺りで、他人家族を危険を顧みずに助けようとするリサを見ながら、父より他人家族が大事なの?と思った。下手したら父が殺されるのに、そこまでして他人の家族をただのホテルマンが助ける必要があるのだろうか?という疑問。
本作はフェミニスト映画という声もあるみたい。確かに、賢く強い女性と偉そうなのに間抜けな男性という構図が強めなのでそう思えなくもないのは事実。