たむたむ

血の祝祭日のたむたむのレビュー・感想・評価

血の祝祭日(1963年製作の映画)
3.3
ランタイム70分以内で目についた作品。
探せばあるもんだ(笑)

「血糊のゴッドファーザー」なる異名を持つハーシェル・ゴードン・ルイス監督による、カルト的人気を誇る世界初のスプラッタホラー。
ということで、これはゴア好きとして外せない。

若い女性を惨殺し、体の一部を神に捧げ続ける、古代エジプト神イシュタールを崇拝する男ラムゼスの凶行と、彼の手による連続猟奇殺人事件を追う刑事の姿をサスペンスタッチで描く。

いちいち音楽がジワる( ⌯᷄ ·̫ ⌯᷅ )
今となってはセットも小道具もショボいので、なんだかコント劇を観ているような感覚でした(笑)が、当時はかなりの衝撃作であったことは容易に想像できます。てゆーか、個人的にはヘタなZ級なんかより全然マシな気さえしましたw

ただ、ストーリーに関しては単純な展開だし、さすがにラストは呆気なさ過ぎた(苦笑)ので、総評すると「ありよりのなし」だけど、割り切ってしまえばむしろフツーに「あり」かなと。。

個人的にツボったのは、浜辺でイチャつくカップルが襲われるシーン♡カチ割られた頭から覗くグチャグチャ脳みそが、なかなか良かった(´꒳`)

過激な描写で公開当時は猛バッシングを受けたものの、わずか24,500ドルの予算に対し400万ドルの興収を得て、大成功を収めた作品だそうです。昔からゴアは一定の需要があったんだなぁ♪
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