ウェスアンダーソン監督の中でお気に入りの作品なので3度目の鑑賞。列車の内装とBGMの選曲が素敵。
3人の兄弟が母親探しのためにインドの豪華列車に乗って旅する話。列車で話す会話のテンポが好き。
当たり前かもしれないが、姉妹と親や親戚の話をするとが出てくると内容や深さが少し変わる気がする。親との想い出話になるとつい色々話してあまりに自分が知らないことが出てくるとちょっと嫉妬しちゃう兄弟たちの気持ちに共感。
結局、上の言うことに引っ張られちゃうところ、悩みをべらべら好き勝手に喋っちゃうところなど、兄弟姉妹あるあるが台詞や態度でしっかり表現されている。
兄弟ってベタベタするほど仲良くないけどいても嫌じゃない大事な関係って改めて気づいた。
いつもながらウェスアンダーソンの世界は独特で印象に残る。この作品は説明台詞が少ない方。
