ナギサ

リトルトウキョー殺人課/リトルトーキョー殺人課のナギサのレビュー・感想・評価

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景気のいい火薬多めのドンパチアクションと勘違いオモシロ日本文化が混然一体となって奇妙なハーモニーを奏でているB級映画だった。
1991年製作とだけあって、作品全体にどことなくバブルの残り香が漂っているように思える。
両親をジャパニーズヤクザ「鉄の爪」のヨシダに殺されたケナ―刑事の復讐譚なのか、ジョニー・ムラタとの相互理解を深めていくバディームービーなのかどっちつかずな印象が残った。

ドルフ・ラングレンがほとんど聞き取れないカタコトの日本語をしゃべったり、パンツ一丁でナイフを投げまくったり、自分で建てたという日本家屋で露天風呂に入ったり(ヤクザに狙われているというのに)、法被を着て闘魂ハチマキをしてカチコミをかけ日本刀で一騎打ちしたり等々が見たい人は十二分に楽しめる映画
ナギサ

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