ずーっと見たかった一本をようやく鑑賞
みんな大好き吳思遠のシーゾナル製の映画である
ストーリーは結構変で、10年前兄を殺した男が現在タイで流通している本物の殺人を収録したアクション映画に出演して人を殺しているので、復讐しに警察官の主人公がタイに向かうというお話
普通のリベンジムービーになる事を恐れたのか変にひねりを入れているが、別にそこは上手くはいっていない…でも失敗もしていないのでいいかなという感じ
本作の見どころはやっぱりアクションで、まず出演者がイイ！
シーゾナル映画でお馴染みのローレンアヴェドンが主演、ハードブラッドのラスボスが印象深いゴールデンボーイことジェリートリンブル、チャイナオブライアンで脅威の足技を披露したキースクック、そしてビリーズブートキャンプで知られるビリー隊長がラスボスという安心の布陣
それに加えてトニーリャンがアクションを手がけているのでつまらない訳がない
冒頭のジェリートリンブルとの戦いから最高に面白いんだけど、やっぱり白眉は主人公の師匠を演じるキースクック
アクションシーン自体はあんまりないんだけど、とんでもなく性格でスピーディーな足技を披露していて雑魚を撃退するシーンはヤンマスの黄仁植の初登場シーンを思い出した
ビリー隊長とのラストバトルもあの設定ならでわの仕掛けがあって面白かった
マーシャルアーツ映画好きならマストウォッチな一本
面白かったなぁ…
