白波

GANTZ:Oの白波のレビュー・感想・評価

GANTZ:O(2016年製作の映画)
4.0
2016年11月劇場鑑賞
直企画の一報を耳にした時は全く気にならなく(CGアニメの時点であらら…って感じでした)スルーしてたのですが、劇場でその予告を観てから考えが一変しました。
これはいけるんじゃないのか?と。 
そして遅まきながら劇場に足を運んだのですが、その出来はすごかったです。
まずは日本の3DCGをなめていました、ここまでのレベルに達している事に素直に驚きます。
そしてGANTZとCGのフィット感がすごい。
原作もデジタルを導入していたこともあるのか、とてもスムーズに入ってくるのです。
確かにあの無茶苦茶な世界観にはCGでの再現が一番合っていたのでしょう。
スーツの質感にギミックやZガンの圧、妖怪達にハードスーツやロボ、そして緻密な街並みなどその再現度がものすごい。
物語もキャラクターは少なくなっていますが、その分綺麗にまとまっていた印象でした。
何よりあの絶望感や、戦闘後の長い夜が明けた感じがちゃんと出てたのが実に良かったです。
主題歌にドレスコーズを持ってくるところも良いですね。 原作者が絶賛だったのも納得の出来でした。
このスタッフでの続編や、「いぬやしき」など是非観たいものです。
結構驚きますよ。 
白波

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