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マーゴット・ウェディングのhqのネタバレレビュー・内容・結末

マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


展開をグラフに表すなら、低い位置でフラットなラインが続くストーリーだった。

「他人のことなら理解できる、同情さえ感じるかも。でも自分のことだと嫌悪感と自責の念ばかり」   
ある意味今の自分に代弁にも聞こえて、でもオブラートな遠回しでしんどい台詞。
他人を厳しい目でみたり、自己水準で勝手に評価するのに、肝心な自分が見えない。見れない。

「周囲の人間と自分を重ね過ぎる傾向がある為に、自分自身をすっかり見失っているの」
重ねる相手はやっぱり家族やライバル、そうなってくると、結局は周りの目を気にしたり認められないことへの喪失感に襲われるな...
 
物語の趣旨とはズレてしまったけど、形も色も見えないモヤモヤが大きくなってしまう、所謂鬱映画かも。
でもこんな一面も含めて、自分や周囲を受け入れたいなと。

誰しも迷子!
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