西部劇の傑作
ストーリー
南北戦争後のワイオミング州の西部に広がる高原、グランドティートン山が前にそびえ立っているジョンソン郡の開拓地では、牧畜業者と農民との間でいがみ合いが続いていた。そこに流れ者シェーンが現れる。
主演 アラン・ラッド
監督 ジョージ・スティーヴンス
面白かったが、少し長い。
コテコテの西部劇でありお手本のような作品。想像通りのちゃんとした映画である。
当時は激しい暴力描写に驚く人多数だったとか。
この時代のかっこいい男ってのも大変だ。
流れ者でありながら恩義を感じて手伝う。
それだけでこの映画が完成してしまう。
西部劇でありながらホームドラマのような温もりのある人間たちと雄大な大地の相性が抜群であった。
シェーン役のアランラッドは身長が低い。そのため今でこそアクションがヌルく見えてしまう。シェーンよりお父さんのほうが強そうだし、アランラッドは喧嘩した事ないのかな?優しい人には見えるけれども喧嘩って感じには見えなかった。
子役のブランドンデワイルドも良かったですね。ブランドンとアランはその後不幸な人生を歩んでしまうが、名作として残る今作と共に永遠に人々の記憶で生き続けてほしいものだ。