いずみ

朝はまだ来ないのいずみのネタバレレビュー・内容・結末

朝はまだ来ない(1947年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

辛すぎる。ヘンリーフォンダの涙に私も涙…。これまた回想ものだった。花屋の娘に一目惚れをし、施設で育ったという同じ境遇から始まる。しかし彼女が夜な夜な向かったのは手品ショーだった。そこにいた1人の年配の男とその別れた妻のチャーリー。手品師は娘に恋をしているためデタラメをジョーに言いまくって娘を自分のものにしようとする。しつこく言う男を突発的に殺してしまったジョー…。ラストの娘の涙を流した顔はラングの激怒の顔の涙verと言ってもいいくらい、印象に残った。メロドラマと犯罪は紙一重だ…。群衆の描き方も演出がとても秀逸。まさにラングのMみたいだった。面白い。
いずみ

いずみ