めっちゃ面白かった。
この映画はタイトルと颯爽としたブラピメインのスチール写真に騙されちゃいけない。
タランティーノらしく、重いテーマをエッジを効かせた独特の風味に仕立てて、ナチス題材の幾つかのストーリーの塊が驚きのエンディングに向かって絡み合って突き進んでいく。史実を無視したこれもタランティーノらしい捻りの効いたラストもいい。
ブラッド・ピット主役が売りかと思いきや、実はメラニー・ロランとクリストフ・ヴァルツが支える映画。
特にナチスの将校を演じるクリストフ・ヴァルツは、これでアカデミー助演とったのも納得の存在感。4か国語を操る特技もストーリーの重要な鍵になってる。
中だるみのない、あっという間の2時間30分でした。
