ココ・シャネルの伝記的映画。
母は死に、父に捨てられ幼少期を孤児院で過ごし、ナイトクラブで歌い、歌手の夢に破れ、まるで娼婦のように過ごした。
人に見下されるような境遇でも、自分のスタイルは決して譲らず、崩さず、こだわり抜いた。
行き当たりばったりに生きながら、強い信念をもって前へ前へと進む。偶然の出会いと、そのスタイルへの理解者をきっかけに、歯車は回り出す。激しく周りを巻き込み、引き摺りまわしながら。。。
彼女が手にしたものは、成功への前進と真実の愛。それをすべて抱えて歩くには、彼女の両手はそれほど大きくなかったのか。彼女の歩みが早過ぎたのか。