メンツが魅力的！
監督はスティーブ・ブシェミで2作目の監督作（チョイ役で出演も）。音楽はジョン・ルーリー（かっこいい！）。主演はウィレム・デフォー、エドワード・ファーロング。
エドワード・バンカーが原作。『レザボア・ドッグス』の原作者でMr.ブルーとして出演もしてたけど、今作にもちょこっと出演。刑務所に入ってたことのあるバンカーの実体験もベースになっている作品。
裕福だが麻薬所持で刑務所に入れられたロン（ファーロング）は、ボス的存在のアール（デフォー）に気に入られ、他のヤツらからお尻を掘られないよう守ってもらうなど絆を深めていく…友情なのかラブなのか父性なのかわからない関係がよかった。
『ターミネーター２』でデビューしたエドワード・ファーロングはこの時まだ23歳ぐらいだから細いしイケメン。お尻、狙われちゃうよね〜
ウィレム・デフォーはスキンヘッドのコワモテ役だけどいい人感がだだ漏れしてる。ミッキー・ロークの名前があったけど気づかなかったので観直すとエェッ?!て役でした。ナイスなキャスティング！
シーモア・カッセルも出てるし、スペシャルサンクスにはアレキサンダー・ロックウェル監督の名も。ブシェミの仲良し総動員って感じのようです。
受刑者が書類の改ざんしたり、看守を買収したり、武器を隠したり、刑務所内の描写はリアルで面白かったけど、内容は薄めで緊張感も緩い。でも嫌いじゃないのは出演者たちの魅力と雰囲気かな。ラストもよかった。アメリカの刑務所は、ヤバイ奴ばかりで自由な雰囲気だな〜楽しそう。男性しか出てこない男臭さもいいね〜
