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デス・トゥ・スムーチーのいいんちょのレビュー・感想・評価

デス・トゥ・スムーチー(2002年製作の映画)
3.3
ロビン・ウィリアムズ、エドワード・ノートン共演で、子ども向け番組の子どもには絶対見せてはならないドロドロの内ゲバを描くコメディ。

ノートン演じるのがぶっちぎりの聖人。聖人すぎて怖いぐらいの聖人で、他の作品の彼を観ていると、絶対に裏があるだろ…と勘繰ってしまうのだけど、最後まで聖人だったから拍子抜け。グルテンフリーとか言ってたから、もうこの頃から「自然派」みたいな人は結構いたんだろうな。今なら絶対SDGsとか言ってそう。

対するウィリアムズはクソオブクソな番組MC。彼はどちらかと言うと楽しいおじさんが似合うから、これもしかしたらキャスティング逆の方が楽しめた…?

惜しむらくは、子ども向け番組というのが、あんまり効いてこないこと。あまりにゲスな関係者と、無垢な子どもの出演者たち、のギャップでもう少し面白くなりそうだったのに、後半は子どもとかほとんど関係なく殺したり殺されかけたりしていた。
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