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ブリジット・ジョーンズの日記のoncochiのレビュー・感想・評価

4.2
主人公ブリジットジョーンズ32歳独身。
帰省するとおせっかいな母親がバツイチの敏腕弁護士と引き合わせようと企んでいます。
(実際は初対面じゃなくて、彼女が4歳の時に水遊びを一緒にした仲らしいのですが、彼女には全く記憶無し)
いやいやながらも、母親の手前パーティ会場に出るブリジットですが「今回は母親の目は確かかも?!」と思う程、背が高くグリーンのカジュアルなセーターの後姿を見てときめく彼女。
振り向いた彼は、顔もかなりの男前
・・・しかし数秒後、ブリジットが彼の全体像を見渡たそうと視線を落とした瞬間、悪夢が訪れます。

早々にロンドンに帰り『今年こそ煙草もお酒も控え、体重も10㌔落として生まれ変わる』と日記に誓うところから物語は始まります。
このオープニングで「オールバイマイセルフ」を熱唱する姿に思わず又もや涙を誘います。(笑いすぎで)

ロンドンに帰れば、色男のバカ上司(ヒューグラントがはまり役!)が近づいてきて言い寄ってきたり、結構モテるブリジット。
(下着をいざと言う時の為の勝負下着にするか、そこまでに持ち込む為の補正下着にするか悩むシーンは、リアルでしたねぇ)
結局、すったもんだの末、雪の降る夜に勝負下着一丁でロンドンの街を駆け抜けたブリジットが選んだのは頭は切れるけど愛想がない敏腕弁護士でした。

とにかくレニー.ゼルウィガーの体当たりの演技が凄い!女優魂というよりむしろ芸人魂を感じました。
年がら年中バチェラーパーティを開いてる友達も良かったですねぇ。特に「'80sに一発どでかいヒット曲を当てて、'90sいっぱいは女には不自由しないからとあっさり引退したおゲイのお兄ちゃん」は誰かモデルさんがいるのかしら???(笑)
そして、この無愛想なセンスの悪い弁護士さんのコリン.ファースさん。
前々から友人に薦められていたのですが「恋におちたシェイクスピア」の時は何とも思わなかったのに、この弁護士役は良かったです。
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