Jeffrey

ボーンヤードのJeffreyのレビュー・感想・評価

ボーンヤード(1991年製作の映画)
3.0
「ボーンヤード」

本作は史上最強超巨大ゾンビプードル誕生として、死体安置所を襲う悪夢のゾンビパニックで、コアなファンを持っていた作品がようやく国内で初ソフト化され、この度BDを購入して初鑑賞したが面白い。1991年の米国作品で、「遊星からの物体X」「ガバリン」などのSFX満点ジェームズ・カミングズが自身の脚本で初監督に挑戦して、特殊メイクには「スピーシーズ\種の起源」のビル・コルソを起用して、ハリウッドの特撮業界で活躍する才人2人が奇想天外なアイディアと悪趣味ギャグ、高度な特殊効果を惜しげもなく詰め込んだ怪作である。顔面破壊ゾンビキッズが人肉を喰らい、天を衝く巨大ゾンビプードルが大暴れ。エド・ネルソン、フィリス・ディラーら往年の名脇役の奮闘も痛快無比である。

さて、物語は葬儀屋で発見された3人の幼い東洋人の遺体。自習した犯人は子供たちは不死のキョンシーだと訴えて譲らない。この怪事件に手を焼く殺人課のジャージ警部は、マスコミに叩かれて引きこもり生活を送る霊能者のアリーに助言を求める。その頃、死体安置所に運ばれた3つの遺体がゾンビ化して起き上がり、医者たちを襲撃。ジャージらも必死で応戦するが老守衛や愛犬のプードルもゾンビ化してしまう…と簡単に説明するとこんな感じで、どうしようもないゾンビ映画である。あの白髪のおばさんがゾンビ化するんだけど、そのゾンビビジュアルめっちゃ最高。普通にフィギアとかあったら購入したいレベルだわ。
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