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エネミー・フォース 米軍特殊部隊 OSS ナチス潜入作戦のmhのレビュー・感想・評価

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ベインハルト作戦(ナチスドイツが行った敵国の経済力にダメージを与えるための紙幣偽造)の責任者を拉致ってこいと命令されたOSS(アメリカ軍戦略情報局)の面々が、オーストリア・ザルツブルク山中にある基地に向かうエンタメ映画。
チープなアクションシーンの合間に、モノクロアニメ(ラッキーストライクの宣伝、あと、プロパガンダみに溢れたカートゥーン)を挟んだりとケレン味も見せつつ、特段ドラマチックな展開もなく話はどんどん進んでいって、作戦成功。
「END」のスライドのあと、突然はじまったモノクロアニメにあっけに取られているうちに終わってしまったなにこれ。

以下、ネタバレのメモ。
・ナチの責任者が、潜入したスパイなのよかった。(つまり拉致ではなく救出作戦だった。だったらはよいえという意見は置いといて)
・中盤になって突然はじまった「戦略大作戦(1970)」熱かった。偽造紙幣を退役後の蓄えにしようというツイストが加わる。戦争終結が近いことだったり、庶民が戦争に参加していることをあんに物語ってて素晴らしい。ただ、OSSの面々なら、もっと葛藤するべきなんじゃいかなと思った。

なんだけど、やっぱ面白くないので擁護にも力が入らないね。
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