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怒りの刑事の犬のレビュー・感想・評価

怒りの刑事(1972年製作の映画)
3.4
支配

イギリス警察に20年間勤める叩き上げの警察官ジョンソンは、連日のように凶悪事件に追われていた
私生活では結婚生活に疲れて人生に絶望していた彼は、ある連続少女暴行事件を担当することになる
やがて容疑者のバクスターが逮捕され、ジョンソンが彼の尋問にあたる
ところが、ジョンソンの荒んだ心を逆撫でするようなバクスターの言葉が、ジョンソンの抑えていた怒りを爆発させてしまう……

人心の荒廃した社会に葛藤する刑事を描いた戯曲をシドニー・ルメット監督が映画化した心理スリラー

冒頭から映像がスゴい
演出が凝っていました

精神状態

重たい話
盛り上がりはなくズシリときます

密室っぽい
対決もハラハラした

ショーン・コネリーが良かったです
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