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プリンセス トヨトミのkazya1129のレビュー・感想・評価

プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)
3.5
会計検査院の松平、鳥居、旭たちは大阪に国家予算の検査のため出張する。順調に仕事をこなす3人だったが、OJOという団体に松平は不信感をもつ。大阪に隠された謎とはなんなのか。
さて感想の前に映画っていうのは見る環境も大事だなとかんじました。偶然見に行った日が、日本語字幕が入る日でした。映像に字幕が入るだけであんなに見難いのと驚きました。画に集中しようとすると全体を見ることが難しくなり、でも気をぬくとつい字幕を追っちゃってるんですよね。人物名を頭に入れやすいというのはありますが、やっぱり見難かったです。そういう意味ではもう一度ちゃんとみたい。あと後ろのおっさんがぴちゃぴちゃうるさかった。
で内容ですが、歴史ものが大好きなのでIf設定やキャラの名前はつぼでしたね。苗字が武将にちなんだもので個人的には二重丸です。
んでストーリィ。真田がいうプリンセスよりも大事なもの。そこの演説は何故かほろりときました。ここはぜひ男性にみて欲しいと感じました。
あとはまぁメイン三人のキャラは好きですね。特に鳥居。 ただそれも踏まえて、結末というか松平の決定には納得できませんでした。なんか音楽とか情感で気持ちを丸め込まれてるというか。綺麗に終わったかもしれませんが、それでいいのかという感情は残りました。
そもそも松平が劇中でいってるようにこの伝統なんてすぐきれるんじゃないかと思いました。男が生まれなかったら。兄弟がいる場合。不仲で伝達がうまくいかない。こんなのでよく400年つづいたなと思います。 
あと大輔の設定は必要だったのか?最期までひっかかりました。普通でよかったんじゃないの?それとも原作だともっとわかりやすいんだろうか。まずヴィジュアルとして美しくありませんでした。 あとタイトルほどトヨトミが関連しないかなと感じました。まぁ歴史ものというわけではないでしょうからこのてんはしょうがないか。大阪城が赤く燃えたのはどうやってやってんの? 結果としてもう一度ちゃんと見たいですね。というか原作読みたいかも。 
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