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愛の終焉のlemmonのレビュー・感想・評価

愛の終焉(1944年製作の映画)
4.1
何なんだこの物語は?😤
と、眺めていると、
結局ベディデイヴィスに圧倒されて、
楽しんでしまっていたという、
強引な一本背負い作品。

39年の「女王エリザベス」
34年の「痴人の愛」で、
すでにデイヴィスは美貌をかなぐり捨てた演技を魅せてくれていたが、ここではさらに上をいく、痛々しい女を演じる。

男が常に複数人周りにいないといられない女。
夫に愛されるも、結婚した理由が溺愛する弟のため。自分を尻目に夫の浮気は許せないと、、、あーなんなんだ。
でもね、映画なのよ。クラシックなのよ。デイヴィスなのよ。これでいいのよ🤣。
後半の居た堪れなさもお見事としか言いようがない。勝ち誇った周りの女たちの滑稽さもまた笑える。

時代時代で髪型や衣装でも魅せてくれていてとても楽しい。ベディデイヴィスショー。

しかしながら、そんな作品でもデイヴィスに喰われず、しっかり存在感のあるクロードレインズもまた素晴らしい👏。


女は愛されることで美しい。
この作品からそれを訴えよう!、、、
とするとヒロインはデイヴィス以外いないわな😂。
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