2020/08/30
2020年82本目(再鑑賞)
監督 堤 幸彦
中谷美紀
渡部篤郎
【あのー、犯人わかっちゃんですけどー】
未解決事件を専門に捜査する架空の警察組織、「警視庁捜査一課弐係」の刑事達の活躍を描いた大人気ミステリードラマの劇場版。
中谷美紀でもう一本、というか懐かしくて再鑑賞。
ドラマは「ケイゾク」「SPEC」とがっつりハマったタイプ、堤監督の独特な演出と、世界観が大好きで毎週金曜日が楽しみで仕方なかった。
TVシリーズ、SPを経て映画化された本作、脱出不可能の孤島に集められた曰く付きの人々、ひとり、またひとりと殺害されていくという王道のミステリー、堤監督の出世作でもある「金田一少年」やのちの「TRICK」にも繋がる雰囲気は、久しぶりに見てもやはり面白い。
タイトルは「うる星やつら2」へのオマージュだろうか。
TVシリーズを見てないと楽しめない設定もあり、特にラスト30分は見ている者を置いてけぼりにしてしまう感はあるが、一応宿敵との決着も描かれており、個人的に満足度は高かった。
結末は見る者によって解釈が分かれる一本。
「SPEC」も良かったが、やはり本作の正統な続編が見たいと切に願う作品です。
"結局、「朝倉」とは何者だったのか?"
最終的にはそこに行き着くシリーズです。
初鑑賞 2000年 劇場にて