トルーマンバロウズ

ロウヘッド・レックスのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

ロウヘッド・レックス(1986年製作の映画)
3.3
舞台はアイルランド辺境にある田舎町ラスモア、ある日町の男たちが平原に突き刺さっている巨大な石を取り除こうと作業していた。
しかし実はその石はかつてラスモアの町を支配していた魔物ロウヘッドを封印しておくためのものであり・・・・。

とある田舎町を舞台に封印から解放された魔物ロウヘッドが町の人々を襲うB級モンスターホラー映画。
肝心の怪物ロウヘッドはモロ着ぐるみといった感じでそこまで怖さはないが、人間の首を切断したり子供も容赦なく襲ったりなど残虐行為を見せてくれたのはなかなか迫力があって個人的には好きであった。
またストーリー自体もテンポ良くまとまっていてロウヘッドの復活から息子をロウヘッドに殺害された学者夫婦がロウヘッドに立ち向かうクライマックスまでスピーディーに展開が流れていったのはよかった。
若干消化不良な点やどう考えても不必要なエロ描写などややマイナス点もあったが、全体的にクリーチャー映画好きならまあまあ楽しめる作品であった。