トンベリ

尻怪獣アスラのトンベリのレビュー・感想・評価

尻怪獣アスラ(2004年製作の映画)
2.8
巨大化した尻が建物を破壊し、人々に襲い掛かる!
こ、これだ・・・コレですよ、探し求めていたB級感!

冒頭からビーチで5段階で夫を殺す方法の本を読みながら「私たちは進化した生き物だから!」という理由で夜の営みを拒む妻。
完全に面白い(語彙力)と思いながら観てたんだけど・・巨大尻が大暴れするのが、ほんのおまけ程度の尺の長さw
むしろ、尻怪獣誕生までがメイン。

その誕生までの話も、リアクションとか会話の雰囲気が海外シットコムっぽくて面白いではあるんだけど「早く尻怪獣暴れてくれー!」と思ってたんで、な、長すぎる・・って感じでした。


そんなガッカリした私を救ってくれたのは、
「自分のことをクラリス捜査官だと思い込み、羊たちの沈黙ごっこしてる女刑事」の存在でした。

過去のトラウマでそうなってしまった彼女は、相手からは見えてないマジックミラーの前で「このまま2週間待つ(勿論この声も聞こえてない)」と言ったりDNA鑑定結果が100%一致していると言ってるのに疑ってかかったりとかなり刺さったキャラでした。

そのあとにも尻を見せられトラウマが発動し、幼児退行までしちゃう始末。
その時のクソ雑フラッシュバック演出と共に現れるIQ45のレクター博士も見どころ。
ひつちん観といて良かったと思えた瞬間でした。

他にも、口パクを諦めた助っ人もかなりいい味してました。


フォローさせてもらっている方から教えてもらった作品です。
ありがとうございました😄
トンベリ

トンベリ