【概要】ウルトラマンゼロ、ダイナ、コスモスを主役に迎えた映画。舞台はバット星人により人類の大半が消滅した地球(フューチャーアース)。数少ない人類の生き残りの少女たちは地球防衛隊を組織し、日々怪獣の驚異に知恵と勇気で立ち向かっていました。そしてある日アーストロンによる襲撃に遭っていたところ、突如ウルトラマンダイナが現れ…。一方ネオフロンティアスペース。アスカ(=ダイナ)を失ったスーパーGUTSの隊員タイガはスフィアとの戦闘中、フューチャーアースへと飛ばされてしまいます。地球防衛隊、ウルトラマンゼロ、ムサシ(=ウルトラマンコスモス)と出会ったタイガは、バット星人とハイパーゼットンとの闘いに身を投じていきます。
【感想】作品コンセプトが謎でかなり異色な一品になっています。ネオフロンティア・ユニバースの後日談が語られるとは驚きですよね。スーパーGUTSの面々や、シリーズ通しての敵:スフィア、加えて名曲「君だけを守りたい」と往年のダイナファンに響く映画だったのは間違いないでしょう。賛否あるとは思いますが、個人的には女の子がアコギで歌うシーンも好きです。
ちなみに、コスモスは私が1番好きなウルトラマンなので彼の活躍シーンはウキウキしっぱなしでした。ルナモード以外のモード、特に例の赤いモードが好きなのですが、名前的にもう再登場は無理でしょうね…。
完全版ではマン、セブン、ジャック、エース、レオ兄さんの戦闘シーンが追加。強敵怪獣軍団にお馴染みの技で闘う姿はやはり圧巻です。
一応本作の目玉は三人のウルトラマンが融合した「ウルトラマンサーガ」の訳ですが、サーガvsハイパーゼットンはやや微妙です。
▽ただし、「人類と協力して強敵を倒す」というお決まりを丁寧に守っていたのは流石です。
