トルーマンバロウズ

核変異体クリーポゾイドのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

核変異体クリーポゾイド(1987年製作の映画)
3.0
西暦1998年、世界は核戦争によって荒廃しわずかに生き残った人類は酸性雨が降り注ぐ中食料を求めてさまよっていた。
戦場から脱走した兵士のジェイクたちはとある施設を見つけて侵入することにしたが・・・・。

バタリアンのストリップゾンビ役で有名なリネア・クイグリー主演の近未来を舞台にとある施設で未知の怪物たちに襲われる兵士たちを描いたB級モンスターホラー映画。
映画全体から非常に低予算な雰囲気が感じられ核戦争後の地球が舞台のわりには戦争の描写などなく妙に明るいテンションや登場人物が5.6人しかいないところ、また密室に限定している点などいかにもB級映画な感じだった。
個人的にリネア・クイグリーのシャワーシーンはファンにはたまらないものであると感じた笑
登場する怪物たちはなかなか個性的で巨大ネズミやエイリアンもどき、またクライマックスに登場するミュータントベイビーなどいろいろな怪物を見ることができたのは悪くなかった。
特撮の出来はそんなに悪くなかっただけに全体的にもう少しテンポと脚本が良ければ佳作にはなれていたかもしれない少し惜しい作品だった。