共通の敵として倒されるフィットネス・オタク役のベン・スティラー。若いですね。お父さんも出演していて、ベン・スティラーが2世俳優だったことを思い出します。芸能界や芸術家の2世〜n世は才能をしっかりモノにしてそれぞれが自分の個性で成功していて凄いなぁと思います。
この作品は劇場未公開、日本語吹替版は後から出たようで、日本語字幕版は未だに無いみたい。
珍しく英語音声+英語字幕で鑑賞してみましたが、子供向けなのと、古い時代は余り凝った心理戦が無いためか、日本語の補完が無くても解る程度の台詞で作られていました。
語彙が小学校3〜4年程度に限定されて作られた脚本のようにも感じます。
だからと言って中身が薄いわけではなく、しっかりとアメリカ的正義と家族愛が描かれています。
中身の善し悪しは語彙力や騙し合いに勝つこととは別次元なんだなぁと感じました。
ところでベン・スティラー演じるフィットネス派閥の大人達を倒した後の突然の障害物競走、最後はゴーカートでカーレースという流れ、あれが良く解りませんでした。それまで散々な目に遭ったデブチームはフィットネス派閥を倒す意外に同年代の痩せチームに勝つことは、完全な勝利として必要だったんでしょうか。
なんだか2話分のネタを強引にくっつけて1つの作品にしたような、取ってつけた感が否めないのでした。
