文玧は今年もライブ中

愛されちゃって、マフィアの文玧は今年もライブ中のネタバレレビュー・内容・結末

愛されちゃって、マフィア(1988年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

気づいたのは本日です。
いつから観れるようになったかはわかりません。
でも配信で観れるようになったので狂喜で再掲載です。
観れるんです!これがいつでも!!やったー!!!
私の不動ベスト映画。
80年代後半の当時のニューヨークの雰囲気や(建物きったない。最高!)
音楽(ニューオーダー!!最高。ビザールラブはテーマか)
センスのかたまり。
撮影監督さんと結婚前の名字一緒で本当に光栄。
これだけじゃなく
スイング・シフトやクリストファー・ウォーケンのアクターズ・ラブとかも配信して欲しい。
センスのいいコメディー
観てください。でも邦題は言えません。

マフィアと国家公務員の争いを縦軸に
ボスの妻と手下の妻の女の戦いを横に絡めたコメディー。いつからでも変われるというメッセージを軽く。
国家公務員たちが束になってかかるより
恐妻の方が遥かに強く
マーセデス・ルール最強です。強烈。
でもなんか可愛げがあり憎めない。
顔つきが人が良さそうでチャーミングだからか。
髪の毛逆立てまくりの
80年代ファッションが楽しい。
白のワントーンコーデにオフショルダー。
人殺せそうな肩パット。メイクも時代。
スーパーでのカートガッツンガッツン当ててのバトル。
ピンクの可愛いケースの卵をひねり潰す。笑える。

車で向かうシーンが好きなマンハッタンへの引越し。
ほんとにビックリするくらいのおんぼろアパートだったけど
なんか楽しい。部屋の真ん中にバスタブ。バスタブ。部屋最高!
バスタブテーブルになってた。
前住んでた家は豪華だったけど家具盗品ばっかだったっていうのつらい。
マイクの部屋も川沿いにあって
夜中にたたっき起こされて出勤準備。効率よく動く為か色々なんか発明してる。スーツを一気に着る機械。ねこ4匹。猫と寝てる。猫似合う。捜査中の部屋にも猫。猫かわいい。
マシュー・モディーンにめっちゃハマってました。
さっぱり顔。イケメン。清潔感のある誠実イケメン。でもちょっと変わってる。本当に素敵。
マシュー・モディーンご本人も結構変わってて
インスタの投稿とかTwitter謎。不思議ちゃん。
ミシェル・ファイファーも短くした髪(It's a brand new you)やフープピアスが似合ってて
赤いコインドットのワンピースのデート服とか可愛かった。ちょいダサく、そしてすごい目の色。
実は結構真面目でまともで
仕事探しに泣きそうになってるとことか好感もてる。
デート場所の音楽がすごい。センスいいし
サムシングワイルドでも思ったけど
音の入りのタイミングがばっつぐん。編集がかっこいい。
ジョーイ可愛い。たくましくしっかりしてる。
犬もいつでも一緒。いっぬもかわいい。
マーセデス・ルールになんか似てる役者。ホントの子供かなと思うくらい。
マイクの相棒役のオリバー・プラットも結構好きで掛け合いが楽しくて
スカっぽいファッションがとても似合ってた。
シスター・キャロルもまぁオシャレで
やっぱ雰囲気やセンスは見どころだなと思う。
ニューヨークの街並みが汚くて
でも目に馴染む。
80年代のこんな雰囲気の作品はもう作れないと思うけど
多分こういう映画は沢山ある。
でもこの作品を観て感じたような感性とか思いは
他の作品ではもうもてないだろう。
当時観た時に焼き付いてしまった一生ノスタルジー
私を形成している。

エンディングのマシュー・モディーンが目を細める大好きシーンが
今観たらクレジットタイトルがかぶっててびっくり残念だった。
自分だったらどっちも最高に生かすようになんまら上手く編集やるし。