学生の時に原作を読んだなぁ〜と懐かしい気持ちで観ました。
コンクリートドラゴン、原作読んだ時もこの表現が好きでした。トモキが初めて飛び込み台を見つけるシーン、そびえ立つコンクリートドラゴンは怖いけどワクワクして魅力的。そんなドラゴンに魅せられた3人、挑戦者のトモキ、サラブレッドの要一、祖父に問い続ける飛沫。彼らの飛び込みに対する熱い気持ちといろんな葛藤がアラサーにはとても眩しい。
友達は遊んで恋して、好きなものを好きな時に食べて…羨ましいけど、それを超えるものに出会った彼らは切磋琢磨して自分の限界に挑戦し続ける。多分周りの子達から見たらその歳でここまで打ち込めるものに出会う方がよっぽど羨ましいですよね。悔しいから皆言わないだろうけど。
3人のライバルとして、友人としての距離感がいい。個人競技なのにチーム感のような。
合宿して撮影してたそうですが、トレーニングも競技のシーンもみんな本当に真剣な眼差しで取り組んでて素敵でした。絶対あんなとこから飛び込むなんて怖いしメイキングもドラマがありそう、観たいです。
