『サボテン・ブラザース』や『ギャラクシー・クエスト』は好き？私は大好き。特にサボテン・ブラザースはゲラゲラ笑い、ギャラクシー・クエストでは面白すぎてつい胸を熱くしてしまった。
『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』はあんまりにも酷すぎて無理だったたけど！

んであらすじ見れば『コマンド・ウォリアーズ』は映画撮影に来てた連中がテロ軍団に襲われたらしい！という部分から上記のような内容を少し想像したけど予想斜め下でした。

チキン焼いてるシーンが一番面白かったかもしれない。
確かに現実対映画作りという虚実による戦いというコンセプトはいいと思います。だけどツッコミどころが多すぎて流石に冷める。いや撃たれた腕の傷どう考えてもかすり傷のように見えないし、どう見てもあんなピンピン動けるわけないだろ。
何よりキャラクターがおもんない。どう考えてもパニクる状況下にあるのに妙に冷静な感じがして萎える。環境適応能力高すぎだろw
しかも悪役のオチとか完全に間抜けだし

だけどこの作品の抱える問題点はそれだけじゃない。迫力がまるでない。緊張感の雰囲気を出したいのはどことなく出したいのはわかるけど、キャストの演技の下手さか、それとも的のように銃激戦であまり動いてるようにみえないアクションの陳腐さか。罠の迫力もダメダメ。
いやどっちも揃いに揃ってしまった結果本作で出せそうな雰囲気を全てブチ壊してるのは感動した。

ラストは本作の持つあまりの違和感から正直だいたい予測ついていたけど、その手の作品にしては多分印象に残らない。
ちなみにVHSパッケージで一番目立ってる金髪のお兄さん脇役だった