りゅか

アウェイクのりゅかのレビュー・感想・評価

アウェイク(2007年製作の映画)
3.0
私も麻酔切れた事あります💉

📕あらすじ📘
富豪の青年クレイトンは心臓に病を抱え
移植手術が必要だった。友人の医師ジャックの根回しでドナーを得たクレイトンは、愛する秘書サムに求婚し、手術することに。しかし、全身麻酔から意識が目覚めてしまう“術中覚醒”が起こる。

オススメ度:❤︎❤︎❤︎♡♡、3.3
自己スコア:❤︎❤︎❤︎♡♡、3.0

⭐️レビュー

命は医者次第映画🎞

実際の医療現場でも起きることのある
術中覚醒 (麻酔薬が不十分などが原因で
意識がある状態)をモチーフに、
その状態のまま
心臓移植手術が始まってしまう
青年の恐怖を描くサスペンス・スリラー。

声出ない体動かせないけど
意識があるから痛いし、
窒息しそうになったり、
PTSDのような
精神的後遺症を残す場合もある。

私も手術中に全身麻酔が切れた。
何年も前だけど覚えている。
簡単な手術とはいえ、
何度も注射されメスを入れられ
皮を剥いで中を弄られるのが分かる。

クレイトンと同じように
気を紛らわすために
違うこと考えようとするけど
痛くてまぁ無理ですね。
途中からもう諦めて
今!○○されてくー!!
とか心の中で実況中継しながら
気付いてもらうか、
とにかく終わるまで
痛みと恐怖に耐えるしかありません。

当時は何故か恥ずかしくて
「あの…麻酔切れちゃったんですけど…」って言おうとしたり
体を動かそうとすら思わなかったけど、
この映画見るとそれは難しそう。

この映画は
メス入れられるところから開胸まで、
ご丁寧に心臓まで見せてくれるけど、
「手術」だから怖くないしグロくない。
こんな大掛かりな手術で 
意識も痛みもあるなら
気絶したほうがマシ。

当然、医師の会話は丸聞こえ。

#医者に言われた衝撃的な一言
執刀中の医者「あ、やべ」
が可愛いくらい、
それ以上に、自分の手術に関する
衝撃的な内容を知ることになる主役。

術中覚醒がメインのような
ストーリー紹介で
実際は10分くらい?なのが残念。
手術するまでが長く、
そのあとは衝撃的な内容、
それに関わった医者たちがメインで
術中覚醒の怖さはこの映画じゃ不十分。
普通に症例を読んだほうが怖かった。
りゅか

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