マッシュroom

愛欲のえじきのマッシュroomのネタバレレビュー・内容・結末

愛欲のえじき(1970年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

葬儀を執り行う教会へ訪れては
棺の中、安らかに眠る死者にくちづけをかわすリンジー。
その現場を目撃した葬儀屋も彼女と同じく屍体愛好者であり
彼女をメンバーの一員に加えようとするが…




      ♥ --------------------- ♥



        ネタバレになるので
↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓ 



ファザーコンプレックスの娘
生身の人間を受け入れ、愛そうとしても受け入れられず
屍体に対する欲望を抑えきれないヒロインの心の葛藤
紐解かれる真実
グロテクスというよりも純粋な少女の姿を見ているかのよう。
ヒロインの可愛らしさは感じられましたが
プロモーションビデオみたいな雰囲気がむず痒く
狭い安置所みたいな場所で描かれる
屍体愛好者達の儀式っぽい描写も素っ気もなければ色もない感じ。
鑑賞後、時間が経過すると余韻が感じられる作品に思えてきますが
鑑賞中は、中盤から好みじゃない、と思いました。


* 人ぞれぞれ好みは異なりますので
  色んなレビュー参考になさってくださいね。