えのたにえん

ベン・ハーのえのたにえんのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
4.1
父親がめっちゃ面白いよって勧めてくれたやつ。予想してた話とはかなり違ったんだけどすごい感動した、、、。ローマ帝国の侵攻を受け、謂れのない罪を背負わされてしまったユダヤ人とキリストの話、って感じだった。世界史ちゃんと知ってたらより深く理解できたのかなとも思うけど、色々調べながら見た。4時間弱あってめちゃくちゃ長いんだけど全然長いなーって思わなかった。
競馬シーンでは大興奮、クライマックスのキリストのシーンでは大感動、まじで一本の中でいろんな感情に襲われる。すごい古い作品だから今みたいなCGとか全然使われてないはずなのに、作り込みが丁寧で臨場感やばかった。なんかドンパチ系映画(?)なのかなって思ってたんだけど、確かにドンパチ要素もたくさんあったけどそれ以上に感動が大きかった。信仰ってすごいなと思った。正直日本で暮らしてる以上本当の意味での熱烈な信仰のあり方って分かりようがないけど、世界中に熱心な信仰心をもった人がたくさんいる理由が少し分かったような気がした。
とにかくベンハーの諦めない心に感服した。