koukuwabara

ベン・ハーのkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
4.1
長い(笑)。ただそうは言いつつ、とにかく面白いのであっという間だった。1959年に撮られた作品であるにも関わらず、特に馬車のシーンなどは物凄い迫力で、CGの無い時代にこれ程の映像を作った事実に驚嘆してしまった。また母親と妹について拘り過ぎる主人公にやや食傷気味だったが、それもクライマックスのシーンで見事に払拭してくれた。物語のスケール、この作品に関わった人の数、海戦と馬車の決闘のシーンなど、とにかく時間と人と労力がこれでもかという程掛けられていて、アカデミー賞を総なめという結果にも素直に頷ける。忍耐力や強い意志が未来を変える、という教訓を与えてくれる名作です。
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