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ゲット スマートのRのネタバレレビュー・内容・結末

ゲット スマート(2008年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

実家で。

2008年のアメリカ映画。

監督は「元大統領危機一髪/プレジデント・クライシス」のピーター・シーガル。

あらすじ

マックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル「マーウェン」)は秘密諜報機関「コントロール」の敏腕分析官として働いていたが、現場エージェントとして活躍することを夢見ていた。しかし、昇格試験の結果、エージェントとしては見送られ、気晴らしの散歩に出掛けた後、戻ると機関は国際犯罪組織「カオス」によって壊滅状態に陥っていた。さらにエージェントの個人情報が奪われたことで、次々にエージェントが殺されたことでマックスは急遽エージェント86として組織を追うことになる。

Netflixにて。2度目。

原作となる海外ドラマ「それゆけスマート」はもちろん観ていないわけだが、スティーヴ・カレルが主演とあって、もちろんコメディ。

図らずも念願のスパイとなった主人公マックスが相棒でヒロインのエージェント99(アン・ハサウェイ「マクマホン・ファイル」)と犯罪組織「カオス」と戦うパートが主軸となるわけなんだけど、スパイパロディノリのコメディという面白さはもちろんあるんだけど、観ていると「スパイ」を設定としたコントみたいな感じw

なんか、カレルのムスッとした感じと相まって非常にウッチャンの「笑犬」とか「LIFE」を彷彿とさせる。

ということもあり、毒っけのあるブラックの笑いよりもカレルのドジで笑かすシーンが多かった。

拘束を解こうとして身体中に矢が刺さったり、パラシュートなしで空に放り出されたりとゲラゲラ笑うというよりかはクスッと笑えるような感じでなんか微笑ましい。

ただ、主人公のマックスは前職が敏腕分析官というだけあり、一概にポンコツスパイというわけではなく、要所要所で分析官仕込みの経験と判断力で切り抜けていくので、その緩急の意味合いでもはまり役。

出ているメンツも脇を固めるのがアン・ハサウェイやドウェイン・ジョンソン(「ジュマンジ/ネクスト・レベル」)、アラン・アーキン(「スペンサー・コンフィデンシャル」)と意外と豪華な点も見逃せない。

サクッと観れる意味でもご家族揃って安心して楽しめる作品です。
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