烏賊飯

ポッピンQの烏賊飯のレビュー・感想・評価

ポッピンQ(2016年製作の映画)
3.0
東堂いづみ名義の時点で覚悟はしてたけどなかなかの超展開だった。プリキュアシリーズに近い感じか。

やや反抗的な女の子が生活のモヤモヤを抱えながら中学卒業の日にポッピン族のいる世界に迷い込んで、その場で出会った女の子たちとポッピン族の世界を救うという話。女の子たちは初めて会う人たちだが、共通点は中学卒業の日ということと各自に現実世界のモヤモヤを抱えてること。

導入の各キャラの説明は口数少なく魅せる感じだったのだがパラレルワールドに入ってからはひたすら説明ばかりで正直冗長に思えた。その後もダンスで救える理由も説明なくとにかく踊ろうな展開。異世界へ行った理由とかも特になさそうだし。この展開に乗れないときついかと。

ダンスも良かったんだけどやや少なく感じたかなあ。経験者もいない中バラバラになるのは当然として、そこからの成長過程はもっとやってほしかった。途中の力を手に入れてからも説明過剰だし、あれが100mって時点で誰でも勘付くだろうしなあ…

そしてエンドロールでやってくれたあれ。まあそうくるよねえ、そうじゃなきゃこうならないよねえ。今年は映画プリキュアのモフルンが素晴らしかったおかげでこちらが肩透かしに思えてしまったかなあ…
烏賊飯

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