このレビューはネタバレを含みます
子供たちの失踪と切断された手首が七つ。
猟奇殺人の犯人を追う、女性心理捜査官の話。
主演のA•ウォーカーは美人だが、心理捜査官が単独で踏み込む領域を逸脱しているし、犯人のドクターも相当ヤバイ奴なのは分かるが、犯人の造形としてはあまりにも思慮が浅く、魅力が感じられない。
何故狂気の沙汰に至ったのか、手を痛めた溺愛する娘にピアノを弾かせる為だとしても、
思考の飛躍がそこに至る経緯の片鱗だけでも描いて欲しかったし、余りにもアッサリ返り討ちに遭うのも拍子抜けする。
日本のドラマを観ているようだった。