hokaさんの映画レビュー・感想・評価

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アメリカン・ハート(1992年製作の映画)

3.1

シアトルには仕事の関係上、よく行った。
一番の思い出は車上荒らしに遭って、顧客に大いに迷惑をかけたという悲しいものだが、基本はオリンピック山系をエリオット湾越しに望める‘62年の万博からモノレールが走
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.2

河瀨直美監督作品初鑑賞。

だが、これは原作の力か、演出面での彼女の力量かは分からないが、ミステリーとしての興味を失わせない持続力はとても高い。
只この映画の焦点が結局は蒔田彩珠さんの演技に収束するの
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邪魔者は殺せ(1947年製作の映画)

3.0

“This life is nothing but a trial for the life to come.”

北アイルランドに於けるイギリスからの独立派組織【IRAの穏健派資金調達部隊?】の致命
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.6

タイトルが気になっていたので観てみた。

少女漫画っぽいと思ったら、そうだった。

ティーン女子に受けそうだと思う。

当たり前だがおっさんにはさっぱり響かない。

少女漫画における彼氏のザンバラ金髪
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.1

Sony配給なのに、オリジナルと比べて圧倒的に減っている日本語表記のネオンが郷愁を誘う。

オリジナルの斬新さの衝撃を続編に求めるのは酷というものだ。
なんであれオリジナルを超えるのは、予算や技術の拡
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

2.9

ハワイが列強の脅威に晒されアメリカに収奪されたのは、ハワイ王国の滅亡から四年後の1898年だそうだ。
今から約125年前の事だ。
今更ながら失念していた事を恥じいるばかりだが、アメリカ本土を蹂躙し、先
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.0

端的に言えば、超軽めの“Gone Girl”。

死体が上がって葬式であっさりまぐわう所まではあまり見るところもなかったが、A•ケンドリック演じるステファニーが地味なシングルマザーから、キャラクターの
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ドリアン・グレイ(2009年製作の映画)

3.0

décadence&indulgenceの代表的自己愛型作家、O•ワイルドの作品三度目の映画化。

ドリアンはみたところ相当の資産家で、美青年だろう。
そんな境遇には全く縁のない私にとって、共通点は霊
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ピッチブラック(2000年製作の映画)

2.6

宇宙船や目へのインジェクターなどデザインで見るべきところもあるが、プテラノドン的なクリーチャーやBGMや脚本は正直退屈だ。
A級を目指したB級映画といった印象。

本来大気組成や重力が地球基準でたまた
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.8

W•アンダーソン監督三作目鑑賞。
...前衛演劇を観ているようで、一番難解だった。
とにかく興味を持続させるのは至難だ。

豪華なアクターアクトレスを配し、アリゾナの核実験場に隣接するクレーターしかな
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ラストミッション(2014年製作の映画)

3.0

A•ハードって分かりやすく圧のある美人だよね。
彼女の本当のヘアカラーって何色なんだろう?

晩年のB•ウィリスやL•ニールセンがやりそうな内容をK•コスナーで撮ってみた感じ。

リュックベッソンらし
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.1

あれ?DCEUなのに意外に面白い。
特に海のCG映像とアートワークやアクションシーンのカメラワーク。
と思ったら監督がJ•ワンだった。
後半はやはり少し間延びしたけど、これは最近のアメコミ映画のトレン
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.1

インカ帝国は16世紀の代表的な石像遺跡群を誇る代表的な遺跡群を残したが、ナスカは更に古く、紀元前にまで遡ると言われる。

私が行った時、上空から見る地上絵も凄かったが、地上にあるミイラや頭骨が興味を引
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.1

Sacramentoは19世紀のゴールドラッシュで拓かれたカリフォルニア州の政治の中心地、州都だ。
人口も52万を数え、経済圏としては約240万にもなる。
刺激の多い商業都市ではないが、決して田舎では
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

3.0

ギリアドという町は人口195人だそうだ。

シェルビーやジョーという理解者を得ながらも、人生やり直そうとするパーシーに救いがなさ過ぎる。

ネイハムのキャラクターは酷く露悪的で、乗れるところが全くない
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.2

チ○コ一本で17年生きてきたクズが、ドーナツショップで働く少女と知り合い更生するハートウォーミングな映画だと思ったら当てがハズレる。

都会とエンタメに憧れる孤独な少女ともヤる。
そしてポルノ女優に仕
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レガシー(1979年製作の映画)

2.7

K•ロスと言えば『卒業』『明日に向かって撃て』のヒロインとして一躍名を馳せた新進女優だったが、その後あまり目立った活躍はない。
これは彼女の数少ない主演作だが、70年代後半はオカルト花盛りだったからそ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

‘61年の$50≒$507≒約73000円。

B•エドワーズの映画で万引きシーンでかかるBGMがH•マンシーニっぽいと思ったらそうだった。

ツバメ業の売れない作家と、美人なの良いことにトロフィーワ
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ハピネス(1998年製作の映画)

3.2

コンピュータは二進法で常に集積されたデータから合理的な回答を導き出す。

それは人間にある矛盾や逡巡や欺瞞やその他説明し難い癖を省くことができるからだと思う。

この映画は逆にそう言った人間の性に焦点
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.9

T•ファーミガって結構見かける。
作品にも恵まれている様だ。

宗教的素養が欠落してると、この手の映画はあまり怖がれない。
カソリック信者ならきっと怖いのだろう。

同様に日本人なら神道に多かれ少なか
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LOST ISLAND ロスト・アイランド(2006年製作の映画)

2.7

“Die Pirateninsel”
海賊島?

再婚を目論む生真面目で几帳面であまり余裕がないクリスティアンが、折り合いの良くない娘達と親睦を深めて外堀を埋めようとカリブにやってきたら、当てが外れて
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

2.9

“悔いる事なく“

最早アメリカの軍隊が世界の警察だと思っている人はそう多くはないだろう。

当たり前だが、アメリカの軍隊はアメリカのためにある。
私は最後に国防長官が語った内容は、以前からフィクショ
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イルマーレ(2001年製作の映画)

2.6

おっさんになると、恋愛物は胃にもたれる。
恋愛自体がファンタジーなのに、そこにまたSFファンタジーをのせてくる。

これは言ってみれば、Kalbi Double Cheese Burgerみたいな物だ
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.1

汚くて臭いConverseに泣かされる。

HIVはその感染経路から、性的嗜好特有の病気と誤解を生んで宗教的にもセンセーショナルな不治の病とされてきたが、AIDS発症前なら永続的に抑制出来るところまで
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.1

井上雄彦さんの卓越したデッサン力はCG modeling こそ親和性が高い事を証明した作品。

スラムダンクのギャグの部分は当時からあまりピンときてなかったから、動く山王戦を臨場感たっぷりに見せてくれ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.9

D•ファニングという天才子役を姉に持ち、3歳でデビューというE•ファニングが凄いのは、18歳になっても尚、無垢でポッとでの田舎娘を素で演じられる事だと思う。
お姉さんはあまりにも早成で、その後は擦り切
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スウィート ヒアアフター(1997年製作の映画)

2.9

Black Iceというものがある。
雪の下で温度の上昇、そして下降により視認し難い氷がアスファルトの一部に生成され、特に早朝事故の原因になる現象だ。
スクールバスにABSがあるとも思えないので、制御
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運転免許証(1988年製作の映画)

2.7

全く売る気がない邦題が沁みる、青春コメディ。
恐らく007からちゃっかり拝借したタイトルなんだから、そのままカタカナでいいんじゃない?

“Car represents freedom and ind
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.1

毎年私の住む国の夏の山火事は殆ど恒例行事と化しているが、特にエルニーニョの影響で今年は広範囲で起こった。

降雨量が少なく乾燥すると、当たり前だが発火しやすくなる。
林業の方法も、基本間引きはせずにC
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

現代の銃社会に於いて、仇討ちは正当化されるのかという社会的命題を問う映画だと思うが、クライムアクションによせる事でそのテーマ性がぼやけてしまっているし、私刑でターゲット以外も死んでいる。
主人公をER
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ハロウィン(1978年製作の映画)

3.0

今観ると劇中、TVでThe Thingが放映されてたりする。
J•L•カーティスは、これがヒットしたせいで彼女のキャリアはホラー中心になってしまったが、彼女の意志の強そうな理知的な面立ちは、F•ダナウ
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ハロウィン(2007年製作の映画)

2.9

ロブゾンビによる意外にオリジナル準拠のリブート作品。

マイケルの生い立ちにフォーカスする事で、何故シリアルキラーになったのかを描いた映画。
純粋な悪だったら、ヒムラーやトルーマンやブッシュ親子を描け
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ノイズ・ウィズイン(2023年製作の映画)

2.7

先ず聴覚過敏が問題なんだったら、耳栓をすれば良い。

インフルエンサーという職業が商品のイメージをポジティブに保つ為の努力を維持しなければならない広告代理業とするなら、それでどのぐらいの収入が得られる
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ザ・ネスト(1987年製作の映画)

2.6

島だからてっきりフナムシかと思ってた。

リリアンを愛してると言った舌の根が乾かぬうちにリズとしっぽり焼け木杭に火をつける保安官と金持ちなのをいいことに、放蕩の果てに帰郷する村長の娘が生き残るのは既定
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.2

私がシリアを旅したのは、Baššār Ḥāfiẓ al-ʾAsadの父、Hāfiz al-Asadの治世で社会主義国である為、トルコやヨルダン、レバノン等隣接する国に比べてインフラの整備や国民の経済状>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.1

あのエメリッヒ版と比べたら、随分とオリジナルに準拠していて好感が持てるし、ハリウッドらしく製作費も本気が伺えるGODZILLA三十四作品目。

まあエメリッヒ版は、言ってしまえば名義貸しみたいなものだ
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