hokaさんの映画レビュー・感想・評価

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スラムドッグス(2023年製作の映画)

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モーションキャプチャCGが進化した為犬に何でもさせられる表現自由度が、返ってセンスを問われる時代なんだと認識させられた。

本来私はNaked Gunが好きなので、下らないギャグも下品な下ネタも好物だ
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新Mr.Boo!アヒルの警備保障(1981年製作の映画)

2.9

‘81と言えば【8時だよ全員集合】から【オレたちひょうきん族】への移行、slapstick comedyからcynical comedyへの移行期だったと思う。
Mr.Boo!一作目(’76)から今
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.0

Apollo11の月面着陸映像は今でも私は訝しんでいるが、冷戦期の米ソの宇宙開発競争は邁進する目標が明確だったので、ある意味イケイケドンドンな良い時代だった気もする。

‘60sアメリカのダークサイド
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.1

アフリカ系黒人が白人優位社会に潜在的に抱いている不安の様なものを視覚化したホラー。
J.ピール作品は三作目だが、一番分かり易かった。

クリス視点では、冒頭の「歯ブラシ持ったか?デオドラント持ったか?
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

2.9

モンスターが隕石のように降り注ぎ、右往左往している内に気絶する冒頭シーンがピークだった気がする。

睡魔と闘うようなコンディションで観るには余りにも静か過ぎる映画なので、公平に評価出来るかは正直自信が
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.1

C.L.ジョーンズは”Nitram”の印象が強かったが、それに劣らぬ熱演だったと思う。

101 Dalmatians x Joker的な味付けで、社会的弱者に何処までも冷酷な人間社会で飼い主である主
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すべてをあなたに(1996年製作の映画)

3.0

AerosmithはBalladが評価されがちだが、私はDude,Pink,walk this way,Janie got a gunなどの方が好きだった。
S.タイラーのファンキーでパワフルなヴォー
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.1

K.K.Kについては、白巾を被ったRadicalなWhite supremacist 集団だと言う理解だったので、ユダヤ人に対する差別意識は知らなかった。

デューク氏が唱えるAmerica firs
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.2

菊池寛の赦しを扱う小説を軸にチベットっぽい舞台に暗躍する傭兵部隊と対峙する狡噛の話。
彼が外務省機関に所属する経緯を補完し三期に繋げる意味もある。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.1

化学兵器による大量殺戮を隠蔽する軍部上層部に復讐する亡霊とそれと知らずに加担したコールサインは<ファースト・ガーディアン>須郷徹平の過去を掘り下げる話。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.0

六ヶ所村 原子燃料サイクル施設をモデルにした政府の言うところの隠匿された必要悪に焦点を当てた作品。

PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.1

狡噛慎也と常守朱の物語からその後輩に中心軸を移行した三期はバディ物で、その主人公がメンタリストという胡散臭い肩書きであった為に作品の色が変わってしまった感は否めないし、移民問題や新興宗教を隠れ蓑にした>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.2

シャンバラフロートのモデルは香港かと思ったが、軍事クーデター後の軍事政権であるならミャンマーっぽいし、反政府ゲリラの本拠地はまるっきりアンコールワットみたいだったし、SEAun(Southeast A>>続きを読む

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.2

深界五層にあるボンドルドが飽くなき探究心から、無垢な子供達を地獄に落とす事に毛程も自責を感じない時点で、ヒューマニズムの喪失が認められるが、それが生来的なものかどうかは判然としない。

深界六層に至っ
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劇場版 進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮(2018年製作の映画)

3.2

巨人を統率するキャッチボール好きの獣の巨人登場とライナーの挙動不審から、その正体と目的が次第に明らかになる二期総集編。

後恐らくミカサの可愛さが頂点に達したラストと母親の仇王族の血と邂逅し、座標とな
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劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼(2015年製作の映画)

3.2

エレンの巨人化の謎に迫り、雌型の巨人の邂逅からその正体迄。

エレンのキャラクター造形は決してヒーロー然としてはなく、残酷な世界で寧ろ思い切りが良く根性はあるが、直情型で思慮が浅い思春期男子のそれであ
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劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢(2014年製作の映画)

3.5

チューダー様式の街並みが15-6世紀のヨーロッパ文明を思わせる世界観に、巨人という脅威に対抗手段を持たない人類が城壁で辛うじて生息域を維持している。

ただひたすら何処までストーリーを練り上げたのかと
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.0

青春不治の病ものとしてはよく出来ているとは思うが、主人公が桜良に対して無警戒過ぎるのは気になる。
余命宣告をされている無軌道がちな娘と一泊するのは何かあったらどうするのかちゃんとシミュレート出来ていた
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.0

CG/VFX,Motion captureの技術革新が際立つ新作。

動物のCGが本物に近くなって久しいが、今作で驚いたのは、英語を喋る口元に不自然さがなかった事。

プロキシマス・シーザーのリーダー
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.0

“宇宙よりも遠い場所”はそのリアリティが感じられるスケール感も、不器用ながら熱い友情も、喪失を実感するプロセスも誠に上手い演出だったと記憶している。

なにせ女子高生の話なのに、ひねくれたオッサンが泣
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フルメタル・パニック! イントゥ・ザ・ブルー(2018年製作の映画)

3.0

Amalgam ガウルンによるトゥアハー・デ・ダナンハイジャックのよる
TV第一シリーズのハイライト。

ガウルン自体魅力的なヴィランだし、千鳥かなめが何故青髪ロングなのかは、トゥアハー・デ・ダナンと
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フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド(2018年製作の映画)

2.8

主軸のストーリーから外れた独立したテロの話だから盛り上がりには欠けるが、テッサ艦長をメインに据えた彼女のPR回。

一本の映画としては物足りないが、ダイジェストとしては各キャラの為人を知るのには良い。

フルメタル・パニック! ボーイ・ミーツ・ガール(2017年製作の映画)

3.0

千鳥かなめのキャラが気が強くてサッパリしているのは良いが、ブラックテクノロジーに絡む才能が隠されている割に全く賢そうに見えないのはどうかと思うし、キャラデザもヘアはボブかショートの方が良いと思う。
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.0

主人公のショーンがまず碌でもない。

爆走しては、警察の世話になり2度街から追放されても懲りずに3度目を起こし愛想を尽かされ、日本に住む父親の庇護下に入った初夜に又問題を起こす。
こんな奴の保護者には
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.1

良い塩梅のサバイバルコメディ。

電気消失でライフラインが断たれた為、自転車で母親の実家、鹿児島を目指す事にした一家のサバイバル珍道中。

突如として起こったサバイバル環境において、家父長制が砂上の楼
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.1

ストーリーは至極単純ではあるもののExpendablesバリのタフな壮年や老人が急襲を受けた相手を探し出し、返り討ちにする痛快アクションもの。
おバカムービーだが、特にJ.マルコヴィッチのヤバいマーヴ
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.1

色々な映画を観ると如何にS.スピルバーグの映画が観やすいか、思い知らされる。

史実を元にしていても妙なけれん味は感じさせず、筋立ての構成もスムースなカメラワークも実に分かり易い様にどれだけ注意を払っ
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青いドレスの女(1995年製作の映画)

2.9

恐らくJ.ビールスのキャスティングはハーフである事が大きいだろう。

あまり金に困っている様には見えない、金に困ったD.ワシントンが、怪しげな人探しを引き受けて市長選に絡むBlackmailの闇に飲み
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.1

‘50年代に渡米し、精一杯生きる等身大のIrish girlが、BrooklynとEnniscorthy新天地と故郷の間で揺れる話。

女子が二人の男の間で揺れるラブストーリーは、おっさんが観てもイラ
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アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲(2010年製作の映画)

2.9

Miley Cyrus Lady GaGaになんの因果関係があるのかは知らないが、感嘆詞として叫ぶコメディ。
ひょっとしてエレメンタリーで流行っていたのか?
完全にキッズ向けだが、B.フレイザーは頑張
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ヴェンジェンス(2017年製作の映画)

2.8

ティーナに全く落ち度がないかと言えばそうでもない。

昔イケてたチアリーダーで、thanksgiving partyで娘の前で半ケツホットパンツで彼氏とイチャつきひとしきり飲んだくれた後、ショートカッ
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

2.7

どうもこういったアクションは、大統領の命が最優先事項で、その為なら街一つぐらい破壊しても良いといっている様で同意出来ない。
国家の沽券に関わるのは理解するが、たかだか任期4年の最高権力者にはそこまでの
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どん詰まりの自堕落な生活を送っているリビーにC. セロンというのは一寸無理がある。

“モンスター”までとは言わないが、それなりのアプローチは必要だと思う。

“Drive”で可愛らしいシングルマザー
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ジャスティス(1979年製作の映画)

3.1

I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it st>>続きを読む

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.0

ゴジラシリーズきっての人気怪獣モスラ。
インファント島がビキニ環礁をモデルにしているのであれば、酋長さん、物凄く流暢に日本語喋る。

たとえビキニ環礁自体が無人でも、マーシャル諸島の人々には少なからず
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.0

星ばあに会って間も無いのに、いきなりデリカシーの無い罵詈雑言を浴びせる自称繊細少女つばめ。

清原伽耶さんには、何やら簡単には挫けない芯の強さを感じる。

結局星ばあは、意識を失っていた間の生き霊だっ
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