【人生で最も笑った映画】
タイトル通り最"笑"。抱腹絶倒です。とにかく笑いたいときはこの映画を観るくらいです。
両親を早くに亡くし、伯父夫妻に育てられた主人公のリック。隣に住むジルに想いを寄せているが、ジルには人気者の彼氏がおり、気持ちを伝えることができず、さらには学校でも酷いイジメを受けるという悶々とした毎日を送っていた。
そんな中、社会見学で訪れた研究所で遺伝子操作された"スーパー・ドラゴンフライ"に噛まれたリック。５日間眠り続けた後に目を覚ますと、特殊な能力を身に付けた超人に！
あれどこかで聞いたようなストーリー、、、、
そうです。皆さんご存じ『スパイダーマン』のパロディです。この作品は完全なるパロディによって出来てます。
ブレンド具合としては
『スパイダーマン』90%
『バットマン』5%
『X-MEN』4%
『ファンタスティックフォー』1%
そんな4つが見事に1つのストーリーとして成立するから感動。
しかも建物は『バットマン リターンズ』であったり、敵役は『バットマン&ロビン』のパロディであったり、細かい部分まで余念がありません。
セットも安っぽいし、演技もくさい、だけど笑いだけは一級品。まず注意してほしいのは「決して」"高尚なギャグ"は登場しません。僕のように頭の中が幼い、いかにも小学生が喜びそうなギャグで溢れています。それはもう下ネタや、不潔なギャグのオンパレード。物事がことごとく悪い方向へ転びます。これでもかというくらい一心不乱のアホなので、拍手すらしてしまいそうになりました。
少しだけ紹介すると、例えば、偶然滑って転んでしまったときに、都合よ～くそこにウンコが落ちてるようなセンスです。
おそらく3分と静かに観ることを許してはくれません。イメージとしては『ハングオーバー』の低俗なネタのみを集めたような感じです。それもそのはずで、『ハングオーバー』シリーズの脚本にも関わってるクレイグ・メイジンが監督。『絶叫計画』シリーズを観たくなりました。
それと『スパイダーマン1』を予習してからの鑑賞を強くオススメします。
[糞みたいに低俗な笑いを求めている方]
必見です！！
