ツクヨミ

ベル・オブ・ニューヨークのツクヨミのレビュー・感想・評価

ベル・オブ・ニューヨーク(1952年製作の映画)
2.5
奇抜すぎる脚本と安定ダンスパフォーマンス。
お金持ちの息子チャールズはいつも遊びあるいてばかりの問題児。そんな折に彼は街で見かけた娘に恋をする…
チャールズ・ウォルターズ監督作品。今作はミュージカル映画として結構な頻度でダンスと歌のシーンが盛り込まれておりミュージカル映画としてはなかなか満足な仕上がりだった。メインのフレッド・アステアはもちろん、ヒロインのヴェラ=エレンのダンスパフォーマンスは秀逸で美しい。
しかし内容というか脚本が正直めちゃくちゃなのでストーリーとしてどんなことが起こっているのかはところどころ理解が追いつかないレベルだ。そんな脚本なのにキャラクターが急に宙に浮きだしたりする謎設定を持ち出しするのでさらに困惑、もう最初から頭空っぽで見なきゃいけないやつだとわかってしまった。
まあミュージカルとしては凄いレベルのダンスが見られるので、そこだけ集中して見れば楽しめるかなと思います。
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