ツクヨミさんの映画レビュー・感想・評価

ツクヨミ

ツクヨミ

ナイトシフト(1981年製作の映画)

2.8

夜勤受付譲の一夜を描くお仕事映画かと思ったら空中浮遊しだすような独特な掘り出し物でした。
なんかちょっと気になったこちらを見に行ってみた。
まず本作は小さなホテルの受付での夜勤を描くお仕事映画になって
>>続きを読む

サテリコン(1969年製作の映画)

3.3

圧倒的すぎるデカダンス世界と夢見心地な映像芸術。
気になっていたフェリーニのこちらを見てみた。
前作"魂のジュリエッタ"からゴリゴリの色彩美を見せつけたフェリーニが、今度は古代壁画の映像化を試みたとい
>>続きを読む

ディスクロージャー・デイ(2026年製作の映画)

3.6

永遠の"映画少年"スピルバーグによるSFが可能にする世界変容の先駆け。
スピルバーグの最新作がやってたので見に行ってみた。
スピルバーグが久々にまたもやSFを手がけたってだけでいろいろと嬉しくなるし、
>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

2.4

流浪の侍がたまたま行き着いた野蛮な村を崩壊させるわりとコミカルな一本。
午前十時の映画祭にて鑑賞、黒澤明のこちらを見に行ってみた。
まず本作は流浪な侍がたまたま行き着いた村で華麗に暴れ散らかす時代劇に
>>続きを読む

ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

4.1

カオスにカオスを重ねるコミュ障サイコパスとバイオレンスヤンキーの激突群像。
ちょい気になった阪元裕吾のこちらを見てみた。
まず本作はやべえバイオレンス集団とサイコパスなコミュ障が徐々に交わり合って殺し
>>続きを読む

野いちご HD修復版(1957年製作の映画)

3.6

夢と幻想が交わるも過去での後悔を主軸にした心の旅路を描く。
けっこう気になってたイングマールベルイマンのこちらを見てみた。
まず本作は老いた医師が旅の過程で過去を顧みていくドラマになっており、夢と幻想
>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

パニック発作持ちになっちまったトニースタークがスーツ無しでもこんなに戦えるのだけで面白い潔い締めへ。
久々に見たくなったこちらを再見してみた。
まず本作は"アベンジャーズ"の後で精神をきたしたトニース
>>続きを読む

WEAPONS/ウェポンズ(2025年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

チンケなオカルトエンタメに収束していく群像ホラー。
そろそろ新作が公開予定なザッククレッガーのこちらを見てみた。
まず本作は街で小学校の一クラスの子どもたちが同時に失踪するミステリめいたホラーになって
>>続きを読む

ナギダイアリー(2026年製作の映画)

2.6

血の繋がっていない家族である二人が紡ぐ会話が独自の地平へ誘う地道な道筋。
深田晃司監督の最新作がやってたので見に行ってみた。
まず本作は田舎に住む彫刻家のもとに友人である建築家が訪れるドラマになってお
>>続きを読む

グリーンフィッシュ 4K レストア(1997年製作の映画)

2.4

退役軍人青年がギャング世界に飲み込まれ破滅していくノワール。
そろそろ新作が公開予定なイチャンドンのこちらを見てみた。
まず本作は退役軍人青年がファムファタールと共にギャング世界に入っていくクライムド
>>続きを読む

おなかすいた、寒い(1984年製作の映画)

2.0

めちゃくちゃタイトル通りでしかない女二人のぶらり反逆。
たまたま見たくなったアケルマンのこちらを見てみた。
内容なんか無いしアケルマン初期作"私、あなた、彼、彼女"みたいなひたすらダラダラして食べて男
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.3

お岩さんに取り憑かれるエクソシズムとまたもや異界へ繋がっていく。
前作を見た流れでこちらも見てみた。
まず本作は"コワすぎ!"シリーズ第5作目になっており、今回はアシスタント市川がお岩さんに取り憑かれ
>>続きを読む

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

訳ありすぎる関係性を伴った悲劇がなるべく夫婦の姿に転化していくものを見た。
そろそろ新作が公開予定な深田晃司のこちらを見てみた。
まず本作は不慮の事故によって息子を失ってしまった夫婦を見ていくドラマに
>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版(1991年製作の映画)

2.0

なんとなく自堕落に過ごす若者二人のロードムービーに見えるがやはり寂しい物語。
リバイバルしてたガスヴァンサントのこちらを見に行ってみた。
まず本作は若き男娼二人が自らの道を探すべく放浪するようなロード
>>続きを読む

TAXi2(2000年製作の映画)

2.4

アホすぎるドタバタ群像がほんとに頭空っぽで見るのにちょうどいい。
久々に見たくなったこちらを再見してみた。
まず本作は爆走タクシーとヘタレ刑事が犯罪集団に立ち向かうコメディ2作目になっており、登場人物
>>続きを読む

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

2.1

反骨精神の元で撮られた悪童たちの反抗を切り取ったフィルム。
ちょこちょこ気になってたジャンヴィゴのこちらを見てみた。
まず本作は寄宿学校で子どもたちが反抗を起こす過程を見ていく作品になっており、実にシ
>>続きを読む

さとこはいつも(2026年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

創作に関する何気ないフィルムと言いたげなオムニバス群像が小気味良い塩梅すぎる。
沖田修一監督の最新作がやってたので見に行ってみた。
まず本作は"さとこ"という名前を持つ女性3人の日常を見ていくオムニバ
>>続きを読む

5秒で完全犯罪を生成する方法(2026年製作の映画)

2.4

AIで無理くり犯罪を隠蔽しようとするも虚しく破滅へと至っていく。
近藤亮太監督の最新作がやってたので見に行ってみた。
まず本作は性加害の被害に遭いそうになった女子高生が相手を殺してしまったことから始ま
>>続きを読む

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

2.8

映画監督の狂騒なる日々とメキシコからアメリカへ渡ったイニャリトゥ自身の物語を織り交ぜた幻想。
そろそろ新作が公開予定なイニャリトゥのこちらを見てみた。
まず本作は人気ドキュメンタリー監督の仕事とプライ
>>続きを読む

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

2.1

意味不明な映像の断片を目撃するシュルレアリスム。
なんとなく気になったルイスブニュエルのこちらを見てみた。
まず本作はシュルレアリスム画家のサルバドールダリが脚本に参加してる前衛映画になっており、有名
>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.6

ディザスタームービーとしてのSFっぽいんだけど家族ドラマに収束していく。
そろそろ新作が公開予定なスピルバーグのこちらを見てみた。
まず本作はHGウェルズの同名小説を原作にしたSFになっており、シンプ
>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

2.0

プロットは面白いがわりと普通な殺人鬼スリラー。
そろそろ新作が公開予定なザッククレッガーのこちらを見てみた。
まず本作はたまたま泊まった貸家で妙な現象に見舞われるスリラーになっており、多視点が章立てに
>>続きを読む

ぐるりのこと。 4K リマスター版(2008年製作の映画)

4.1

壊れちゃった奥さんとゆるりとした旦那の二人が紡いでいきつつなるべく姿になっていくドラマの秀逸さ。
橋口亮輔のこちらがリバイバルされてたので見に行ってみた。
まず本作はとある夫婦の行く末をゆったり見守る
>>続きを読む

ルックバック(2026年製作の映画)

3.4

子どもパートの秀逸な是枝裕和節と思い出に関する短い映画。
原作とか知らんけど是枝裕和の最新作を見に行ってみた。
まず本作は漫画家になるために切磋琢磨する二人の女の子を描くドラマになっており、努力と憧れ
>>続きを読む

バックルームズ(2026年製作の映画)

3.1

無限に続くような謎な空間に囚われて消えてしまう不条理ホラー。
なんかいろいろと話題らしい本作を見に行ってみた。
まず本作は家具屋の地下に謎の空間が広がっているのを発見してしまうスリラーホラーになってお
>>続きを読む

タイガー・ストライプス(2023年製作の映画)

1.8

生理によるストレスと周りの差別的ないじめを描いたシュールなホラーに見えるもの。
ちょっと気になったこちらを見に行ってみた。
まず本作はマレーシアを舞台に生理に翻弄される少女を描いたボディホラーみたいな
>>続きを読む

スワロウテイル 4Kリマスター(1996年製作の映画)

4.1

移民街の若者たちのわちゃわちゃした犯罪劇がぐるぐる廻る資本主義。
岩井俊二のこちらがリバイバルしてたので見に行ってみた。
まず本作は架空の移民街を舞台にした青春犯罪劇になっており、いろんな視点と資本主
>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

3.0

ホラー映画ネタを存分にギャグとして盛り込みつつもしっかり殺人鬼ホラーをやってるのえらい。
けっこう人気のシリーズだけど見たことなかったこちらを見てみた。
まず本作はとある高校生カップルが惨殺される事件
>>続きを読む

Love Letter 4K リマスター(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

往復手紙から徒然なる想いを馳せる二人の感情語りが温かくピュア。
そろそろリバイバルがある岩井俊二のこちらを見てみた。
まず本作は恋人を亡くした女性が死んだ恋人の昔の住所から謎の手紙を貰うドラマになって
>>続きを読む

地底への旅/洞窟(2021年製作の映画)

3.1

圧巻な美ショットしかない洞穴から地底への静謐な旅路。
特集"ミケランジェロフルマンティーノの驚くべき世界"にて鑑賞、なんとなく気になったこちらを見に行ってみた。
まず本作は何処ぞと知らんクソ田舎の村に
>>続きを読む

ハッシュ! 4K リマスター版(2001年製作の映画)

4.9

誰かと一緒に生きるのはめんどくさい.けど孤独になりたくもない人間臭さを描いたハートフルコメディ。
橋口亮輔のこちらがリバイバルしてたので見に行ってみた。
まず本作はふしだらな生き方をしている女性とゲイ
>>続きを読む

オデュッセイア(2026年製作の映画)

4.4

圧倒的な映像とカタルシスを生み出すオデッセイを描き尽くすノーラン。
クリストファーノーランの最新作がIMAX先行上映してたので見に行ってみた。
まず本作はホメロスによる同名伝承神話を元にしたアドベンチ
>>続きを読む

美しく、黙りなさい(1976年製作の映画)

2.8

男性優位社会に対する警鐘と共に好きなように語る彼女たちをフィルムに焼き付ける。
なんとなく気になった本作を見に行ってみた。
まず本作は俳優デルフィーヌセリッグが業界の多様な女優たちにインタビューするド
>>続きを読む

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

3.5

"広島"という地に於いて避けては通れないものと情愛についての夢。
気になっていたアランレネのこちらを見てみた。
まず本作はフランス女優が撮影のために訪れた広島でとある男と交わるドラマになっており、実際
>>続きを読む

よき⾕の物語/善き谷の物語(2025年製作の映画)

1.6

小さな町に住む人々の今と歴史を見つめたポートレイト。
ホセルイスゲリンのこちらを見に行ってみた。
まず本作はスペイン.バルセロナ近郊の小さな町を映したドキュメンタリーになっており、そこに住む人々をある
>>続きを読む

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

2.5

美男による視線と女性の映画であるが明らかに街を映したポートレイトなれ。
ちょっと気になったホセルイスゲリンのこちらを見に行ってみた。
まず本作は旅行者っぽい男が街をウロウロしつつ女性を眺める視線のドラ
>>続きを読む