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ナポレオン・ダイナマイト/バス男のSTKNのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

”心の命じるままに話せばいいよ” ナポレオン・ダイナマイト

当時国内で公開されていた「電車男」に便乗して「バス男」なんてクソな邦題をつけられて、その後ファンからのクレームにより原題「ナポレオン・ダイナマイト」にタイトルを戻した、なんてことがあったなんて。
タイトルがまだバス男の当時、レンタルビデオ屋で見かけたこの作品に(こんなタイトルで誰が借りるんだ。。生涯観る事はないだろうな。。)なんて思っていた日もありました。
あれから数年ひょんなことから同作品を鑑賞。だいぶ良かった。やはり食わず嫌いはいけない。

スクールカースト最下層、いやカーストにも属せないだろう主人公のキャラクターがすごい。
ファッションや癖の演出もすごい、フライドポテトをポケットに直。衝撃。
だけどもスクールカースト最上級のスポーツマンとチアガールのカップルも全然イケてない。。俺こんな学校やだな。。
ほぼなにも起こらないストーリーに飽きそうで飽きない。観ていくうちにだんだんクセになるオフビートな映画。

電車男に便乗した邦題なのでモテない男が奮起していくサクセスストーリーと思いきや、主人公のナポレオンとその友人(一人だけ)こいつらは最初から行動を起こせる奴らで見た目で叩かれようが馬鹿にされようが女の子を普通に誘うし喧嘩もする。電車男のそれとは根本が全く違う。
クライマックスダンスシーン直前のナポレオンがため息つくシーンなんてカッコ良すぎ。クライマックス、ダンス終わりからBGMが流れてナポレオンが外をただ歩いてるシーンはだいぶ気持ちよかったです。定期的に観たくなる映画になりました。ナポレオンダイナマイトのフィギア欲しい。
”邦題クソ=意外と面白い説”あるか?
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