超スペクタクル戦国合戦絵巻を表現することに、持てる力の全てを注ぎこんだような作品。
そのためにはリアリティも度外視して両軍を赤と黒にキレイに分け、その動きの美しさを映像として表現したように見える。
戦国合戦マスゲーム、というべきか。
‥でもね😶
それ以外がちょっと不思議なつくり。
登場人物の心理描写がほぼ無く、いくつかのエピソードがぶつ切りで放り込まれる。まるで単に時間を進めるためだけのように。
それと、本当に不思議なことが1つ。
これ上杉謙信主役なのに、クライマックスの川中島の合戦が、どうして途中からずっと武田目線になってるんだろうか?
この映画『天と地と』なのに、
なぜか『風林火山』を観てる感覚。
いろいろ不思議な映画だ🤔