過去、鑑賞済み。
いっやぁ…ステキ( ´ー`)
ステキすぎた!!!!
公開したての頃、あまり良くない評判ばかりを耳にしていたので
いつか観るかもな~程度でいたのですが
まんまと、小人の世界に引き込まれたった(*´v`人)
なかなか、現実に戻れない(;^ω^)(^ω^;)こまったwww
これは確かに、ストーリー性は無いです
無いからこそ、ただそこに在る各々の存在性が全てで
それこそが、この映画で表現したかった事なのではないでしょうか
床下で暮らす小人達は、床上で暮らす人間達の食料や家財道具などを
夜な夜なコソコソ盗んでは、自分達の生活のための材料にしていた
ある日、その小さな姿を人間に見付かってしまい
人間は怖くて悪い種族だから、見付かったからにはもう
此処から引っ越さなければならないんだ!
という、小人種族の言い伝えにより、引越してゆくストーリー
ただ、それだけ。
理屈とか、理由とか、細かい説明とか
そんなものはまるで不必要で
ただ、小人がいます、小人にも小人の世界があります
それだけのこと。
しかし、映画の中では、それが小人なだけで
これは人間と、人間以外との全ての生命との関わり方について…
動物や植物だけでなく、そこにある全ての物と人間との関わり方について…
子供は勿論だけれど、むしろ大人になるにつれて忘れてしまう
ファンタジー性から産まれる
“ 触れるもの、関わる全てに対しての優しさ・思いやり ”
を、ハートで伝えてもらえる映画です!
小人達は確かに、人間の物を盗んで生活している
でも映画の中では、小人にとっての悪者人間である
家政婦のおばちゃんしか “ 泥棒 ” という表現は使っていない。
そう、この映画を観て
もしも、ただ、人間の物を盗んで暮らしてゆく小人達のお話。
とだけでしか思えないのであれば
間違いなくもっと、この映画から学ぶべきものがあると思う!
声優陣の中に樹木希林がいて、その家政婦さん役の声を演じているのだけれど
まぁこれが、ホントに素晴らしい演技力…感激!
こんな人間になっちゃいけないな、そう思わせてくれる
心に響く名演技、声を吹き込んでくれています!!
ラストシーンで人間の少年が、アリエッティに放つ一言
『アリエッティは僕の心臓の一部だ』
そこには、目に見える世界だけが全てではないこと
目には見えない存在にも、私達は生かされて
今、この世にいるんだ
というメッセージに思えました(´v`)
泣けた~(´;∀;`)良い(゜ ∀゜ )!!!
全ての関係性が実に絶妙、巧妙であるからこそ
感動的でした( ´ー`)
ああ、現実に戻らなきゃwww