きぬきぬ

風雲 ストームウォリアーズのきぬきぬのレビュー・感想・評価

3.1
1998年の「風雲ストームライダース」(アンドリュー・ラウ監督)の約10年ぶりの続編。
風のイーキン・チェンも雲のアーロン・クォックも40歳くらいなのに、前作と違和感が無い年齢不詳ぶり。さすが、アーロンの雲は青髪でなくなったけど。

続編なんだけど、絶無神(サイモン・ヤム)とその息子・絶心(ニコラス・ツェー)が天下を支配してる上、皇帝に仕える風や雲たちも囚われの身といきなりクライマックス状態で始まってしまう(苦笑)繋がってないし~。
前作であれほど強敵だった千葉真一帝王よりもヤムヤムの方が強いのか~!
とにかく冒頭の窮地を脱出し、強敵を倒す為に雲は武術修行をし、風は魔物の力を手に入れてしまうから、今回はパン兄弟監督でもあるからかダークファンタジーな面も強みが増しているという。

雲が妹弟子の気持ちを受け入れられないのは、前作見ればわかるんだけど、どうせならスー・チー出して欲しかったな。それに風に想いを寄せるシャーリーン・チョイがとても綺麗に撮れてるのに、足手まといになるばかりで(苦笑)あ、雪ちゃんが風雲側って良かったですわ。でもニコラス・ツェーも非情に冷酷な役どころで良いのに途中放置されちゃったりとか。(苦笑)
アクションもCGでもイマジネーションも良いのだけど、キャラクターだけでなくわりと放置な伏線もあって、回収してないだろ~(笑)

それでも長髪アーロンはとても格好良いし、魔物イーキンも不気味さ似合うし(イーキンも格好良いけど)個人的にはそれだけで楽しめてしまうのだ。

しかしこの終わり方は~。。(苦笑)
きぬきぬ

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