ウェスアンダーソンは主人公に自分を投影してるのかなあとなんとなく思った
IQは高いものの勉強はまるでダメ。幅広すぎる課外活動に夢中で挙句高校を退学になるマックスはどこかホールデン・コールフィールド風のひねくれボーイ。
未亡人の若い女教師に恋をして、同級生の保護者を恋敵(ビル・マーレイ!)に奮闘するんだけど、その明らかに協調性に欠けるマックスの行動の数々が痛々しくもある。でもそんな彼を目にするうちに、決してメジャーではないウェスアンダーソンの初期作を観てしまっている自分の感覚もマックスと通ずる部分はあるんだろうなあとも思った。笑
ビル・マーレイはどの作品でも良い味出してるから凄いよなあ
煙草を2本咥えてふかしてる間抜けさすら様になるんだもんな。笑