りゅーきマッドベリー

天才マックスの世界のりゅーきマッドベリーのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
3.9
ウェス・アンダーソン監督の長編2作目の作品で自分が観るのは『ダージリン急行』→『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』→『グランド・ブダペスト・ホテル』ときて4作目。

シュールコメディ度は変わらないけど今のところ観てる中で1番ウェス・アンダーソンの独特なクセの強さが薄い作品。

クセの強さが薄くなると時代を感じさせない良作になり、それも凄いことなんだけど初めて観たときは胸焼けしそうだなんて思っていたウェス・アンダーソンのクセ強めが少し恋しくなっている自分がいる(笑)

今回の主人公であり問題児のマックスは問題児で勉強もできないけど、品があるしカリスマ性があってなにより学校をあんなに存分に楽しんでる姿は素晴らしい!!
どの場所に行っても個性が炸裂してるのがカッコよかった!!
頭が良い天才ではないがバカではない、発想と動きが将来大物になる逸材じゃんと思いながら観てた✨✨


恋愛要素は邦画であるような三角関係って感じであんまり🤢
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』での恋愛要素は良かったけど、こっちはあんまり合わなかった〜主人公マックスに感情移入しすぎないで良かった😵‍💫笑
ウェス・アンダーソンはガチ恋すると頭が沸く描写やストーリーが上手い!!
監督本人もガチ恋して頭が沸いたり、悩まされたりしたことがあるのか気になるところだけど普通にありそう🫢

マックスが恋に狂わされないで学校で色々仕掛けたりやらかしたり成功したりする所がもっと観たかったかな💗
最後の劇のシーンは最高!天才マックス!と言わざるを得ない🪖💥❣️