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天才マックスの世界のkeiのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
4.6
ウェス作品二作目にして、私の映画史上かなりの上位に食い込んだ映画。
ただもう個人的に好きとしか言えない。
まだこれを上回る映画が来るかもしれない期待をこめて4.6でとどめてるほど。
100分弱の長さとは思えないくらい色々な思い出が蘇る、いい意味でめまぐるしい作品。
ジェイソン・シュワルツマン演じる主人公がこれまた顔もキャラも濃くて、斜め上を行くヤツだけど、なぜか守りたくなるような、でも危うい恋心にもくすぐられる。
それに対するビル・マーレイの「大人」側の目線で演じられる男性の対比が楽しい。
この二人の男の交流に一人の女性が間に入る。
面白いとだけは言えないほろ苦さもあって、大事にしてきたい作品になった。
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