やまんち

イノセンスのやまんちのレビュー・感想・評価

イノセンス(2004年製作の映画)
3.8
相変わらず絵が美しい。
生と死、現実と夢、機械と人間の境目が曖昧になる世界観は素晴らしかった。
2Dと3Dの組み合わせの妙も技術が進んだ15年後に見ても案外悪くなかった。

ただ古い言葉や偉人の引用セリフを多用し、いまいち内容理解しづらかった。
また登場人物が男ばかりで、ハードボイルドなやり取りが多く、やや食傷。
そして素子の登場も唐突だった。

押井ワールドはしっかりあるが、前作の驚きを超えれている感じは薄い。
やまんち

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